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大事なふくらはぎ

こんにちは。鍼灸師の柴田です。

タイトル通り、ふくらはぎの大事さをアピールしますね。

テレビなどの情報でもご存知かと思いますが、心臓から出る血液は静脈を通って心臓に戻るんですよね。

そして静脈のポンプ役として、ふくらはぎの筋肉があります。この筋肉が減ったりすると巡りが悪い状態になります。

ふくらはぎの下にある静脈には特別なさや(逆流防止の蓋の役目)があり、筋肉が収縮するたびに血液をぎゅんっと上に上げ、逆流しない仕組みになっているのです。そのさやが壊れると血液が逆流したりこぶのような血管になったりします。(静脈瘤というやつです)

それだけ、重要なふくらはぎですが、まだまだ色々な役目をになっているのです!たとえば、肩が上がりにくいなぁと思っていたら、挙がりずらい方のふくらはぎの真ん中あたりを押してもらいながらもう一度、腕を挙げてみるとさっきよりはあがりやすくなったりします。位置によっては足の指先の手前、ヒールを履いた時に痛くなる場所もふうらはぎが辛い状態が原因の場合があります。

内臓的にも機能的にもふくらはぎってほんと大事なんです。

そういえば、そんなタイトルの本も出てましたね。それだけですべて治るわけではないですが、足首を動かしてふくらはぎのストレッチをしたり、マッサージをするのもホームケアとしては良いかもしれません。高齢の方は座ったままで、つま先だちの形にして何回か上下する運動がおすすめ。

鍼のツボもいくつかあるので、症状によってはふくらはぎのツボを使っています。ではでは(^O^)/