こんにちは。美容鍼灸師の柴田です。
患者さまの中に、ときどきですが、のどになにかが詰まっている感じがして気になるとおっしゃる方がいます。
その状態になる前は、別な主訴があったり、お仕事でイラッとすることがあったりすることが多いようです。
ごはんが食べられないとか、のどが腫れているという症状はまったくないのですが、ご本人は不快なのどの塊感をかんじるのです。
これは、東洋医学ではとても有名で「梅核気」といわれるものです。
おそらく、この症状は情志の失調からくるもの。
気持がうつうつしたり、イライラしたり、心配しすぎたりするときに、起こりやすいです。気持の状況が良くなると自然となくなってくれたりもします。
「梅核気」の鍼治療穴のひとつにダン中というツボがあります。これは胸骨の上にあります。胸に手をあてると少し気持ちが落ち着くのはこのツボが関係しているのだと思います。気持というのは、本当に人の体にさまざまな症状であらわれます。常に平常心であることが大事なことのようですね。
柴田は、まだまだ、平常心が保てませんねー。(とほほ)
ではでは(^O^)/